2024年も残りわずかですね。皆様にとって、今年はどんな1年でしたか。台北101のカウントダウン花火大会は、台湾で最も有名な年越しイベントの一つで、この花火を目的に世界各国から旅行者が台北に集まります。こういうイベントを楽しみながら、1年を振り返り、来年に思いをはせるっていいですね。台北の象徴台北101が年越しの瞬間花火で輝く様子は特別な体験です。花火はビルの四方から立体的に打ち上げられるため。どの角度から見ても迫力があります。近くで見ると音や光のエフェクトが体に響き、臨場感を楽しめます。年末年始に台湾旅行を予定されていてプランを計画中の方、カウントダウンを見に行こうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。ちなみに花火の時間は3~5分です。
台北101カウントダウン花火の場所取り&アクセス
今年はここ数年よりも多くの海外ツーリストが訪れることが予想されるため、21時頃には場所取りをした方がいい場所を取れるように思います。
台北101は台北一高いビルなので、台北の色んなところから見られますが、せっかく台北にいるなら、多少の人混みにもめげず、よく見えるところで鑑賞したい!と思いますよね?当日の風向きによって美しく見られる場所が変わりますが、基本的には花火の煙の影響を受けにくい風上の方角から見るのがいいと言われています。例年通りにいけば、北風が吹いていますので、北川または北東の方向から観るのが良い、と言われています。
17時ごろまでに行けば、かなり近い場所を確保できますし、カウントダウンライブのある台北市政府の広場に場所をとることもできるかもしれません。遅くとも21時ごろまでには場所を確保しましょう。
また21時にスタンバイしても、それから約3時間待つことになります。スタンバイ前にコンビニなどで食べ物や飲み物を調達しておきましょう。またトイレも大混雑しますので、飲み物の飲みすぎにもご注意ください。
おすすめの場所
台北101の周りはもちろん、台北市内のさまざまな場所から花火を楽しむことができます。以下に、おすすめの観賞スポットを紹介します。
1. 象山(Elephant Mountain)
- 特徴: 台北101を見下ろせる絶好の撮影スポット。標高が低く、アクセスも比較的簡単。
- おすすめポイント: 迫力ある台北101と美しい夜景をバックに花火が楽しめます。
- 注意点: カウントダウン時期は大変混雑するので、早めに行って場所を確保することをおすすめします。
2. 信義エリア(Xinyi District)
- 特徴: 台北101の周辺エリアで、信義区はおしゃれなカフェやバーが立ち並びます。
- おすすめポイント: 直近で花火を鑑賞したい方に最適です。周囲にはレストランやカフェも多く、ディナーとセットで楽しむことができます。
- 注意点: 最寄りの地下鉄「台北101/世貿駅」や「市政府駅」は非常に混雑しますので、帰りの時間には余裕を持ちましょう。
3. 松山文創園區(Songshan Cultural and Creative Park)
- 特徴: 台北101から少し離れたエリアにある文化施設。
- おすすめポイント: 人混みが少なく、落ち着いた雰囲気で花火を楽しめます。また、夜景とのコントラストが美しいスポットでもあります。
- アクセス: MRTの「国父紀念館駅」から徒歩約10分。
4. 国父紀念館(Sun Yat-sen Memorial Hall)
- 特徴: 台北101がきれいに見える公園があり、広々としたスペースで鑑賞できます。
- おすすめポイント: 写真撮影にも適した場所で、台北101全体がよく見えます。地元の人たちも多く集まる人気スポットです。
- アクセス: MRTの「国父紀念館駅」からすぐ。
台北METRO(地下鉄)の運行状況
台北メトロ(METRO)は24時間ノンストップ。大晦日当日、MRTは夜通し運行し、一部の支線を除く全線で42時間の連続運転。しかも、大晦日当日は19時からは運行本数が増えます。ブルーライン(板南線)では運行間隔が最短で2~3分間、レッドライン(淡水信義線)は最短で3分間となります。
台北101へ向かうには、「臺北101/世貿」駅、「象山」駅、「市政府」駅が台北101周辺への最も便利な駅です。しかし、当日21時半以降は人の混雑を見て、最寄り駅であるレッドラインの「臺北101/世貿」駅とブルーラインの「市政府」駅に停車しない措置が取られることもあるそうですので、その場合はこれらの一つ前か先の駅で下車して徒歩で向かってください。台北101最寄り駅の「臺北101/世貿」駅、「象山」駅、「市政府」駅へ入ることもできないくらい人でごった返します。
写真:台北メトロより
写真:台北メトロより
台北101カウントダウン花火終了後の賢い帰り方
1. 最寄りのMRT駅を避ける
避けるべき駅: 「台北101/世貿駅」や「市政府駅」は花火終了後、最も混雑します。駅に入るための行列が長くなることが予想されます。
代替駅: 混雑を避けるために、少し離れた「国父紀念館駅」や「信義安和駅」まで徒歩で移動すると、比較的スムーズに電車に乗れます。15〜20分ほど歩きますが、長時間並ぶより早く移動できることが多いです。
2. 帰りの時間をずらす
遅めの出発: 花火終了後すぐに移動せず、少し待つのも一つの手です。近くのカフェやバー、コンビニで時間をつぶし、混雑が落ち着いた後に帰ると、スムーズに移動できることが多いです。
食事や飲み物で一息: 信義エリアには24時間営業のカフェや深夜営業のレストランがいくつかあります。そこで新年の余韻に浸りながら、少し時間を過ごすのもおすすめです。
3. 徒歩で移動
徒歩圏内のホテルへ: もし近くのホテル(信義区内、東区など)に宿泊している場合は、徒歩での移動が最も快適です。帰り道も人混みはありますが、公共交通機関の混雑を避けられます。
周辺の駅まで歩く: 混雑を避けたい場合、MRT「忠孝敦化駅」や「台北駅」まで徒歩で移動することも検討してください。特に天気が良い場合は、散歩がてら市内の夜景を楽しみながら歩くのも一つの方法です。
MRTが教えてくれる「帰る方面別」オススメ乗車駅
MRT「國父紀念館」駅
→板橋、新莊、蘆洲方面へお帰りの方
MRT「永春」駅
→南港、内湖方面へお帰りの方
MRT「信義安和」駅or「象山」駅
→淡水、中永和方面へお帰りの方
注意事項
カイロと厚手のズボン、厚手の敷物などを用意して行くほうがいいです。南国台湾とはいえ、さすがに大晦日の年越しは冷えます。手袋を持って行ったりカイロを調達したりしてください。また21時にスタンバイしても、それから約3時間じっと待つことになります。スタンバイ前にコンビニなどで食べ物や飲み物を調達しておきましょう。またトイレも大混雑しますので、飲み物の飲みすぎにもご注意ください。また小雨が降ることも多いですが、傘はさせない(さしにくい)ので、レインコートやパーカーのついた洋服などで雨をしのいでください。また地べたに直接座ることになるので、お尻が冷えます。段ボールか敷物を準備したほうがいいかもしれませんね。天気は自分では調整できないので、常に最悪の状態を想定してそれに備えて出かけてください。
まとめ
年越しの瞬間に、台北101が花火とともに輝く姿は、特別な感動をもたらしてくれるはずです。台湾では、お正月に初詣のようなイベントも行われ、花火を見た後に廟を訪れる地元の人々も多いです。年越しのカウントダウンから新年の挨拶まで、台湾の伝統と現代文化が融合したユニークな体験ができます。。旅行者にとっても、台北で年越しのカウントダウンを体験することは、一生の思い出となる特別なイベントになることでしょう。寒さと雨の対策をしっかりとして、台湾の年越しを楽しんでください。来年もみなさまにとっていい1年になりますように!!!
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