旅行中の服装って難しいですよね。暑い、寒いの感覚は人によって違うし、天気によって気温の差が激しいので、旅行中の洋服選びに頭を悩ませている方が多いのではないでしょうか。
台湾の11月は秋の終わりと冬の始まりが交差する時期です。気温はちょうど良いほどに下がり、汗をかくこともなく、快適な旅行が楽しめるはず。日中は半袖で過ごせる日もありますが、朝晩は少し肌寒くなります。台湾は沖縄より南に位置し、気温・湿度ともに日本より高く1年中温暖な気候です。活動しやすい春(3月~5月)と秋(9月~11月)が旅行のベストシーズンと言えるでしょう。
この記事では、台湾の11月の気温やおすすめの服装について詳しく説明します。
台湾の11月
台湾は九州とほぼ同じ大きさの小さな島ですが、北部が亜熱帯地域、南部が熱帯地域に属しており、南北で気温差が大きいのが特徴です。南部の熱帯地域に属する高雄は台北に比べても気温が高く、台北との気温差が10度近くなることもあります。各都市の気候に合わせた服装選びのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。地域別の服装の例は次のとおりです。
台湾各都市:台北/九份/台中市と高雄市の11月の気温とおすすめの服装・持ち物は?
- 台北:平均気温は21.5℃で、日中は過ごしやすいですが、朝晩は肌寒くなることがあります。朝晩は少し肌寒く感じるので、薄手のカーディガンやジャケットなどの羽織ものが必要でしょう。日中は気温が上がり、半袖でも十分な日もあります。台北は11月の降水量がやや多めなので、急な雨に備えて折りたたみ傘は必須アイテム。コンパクトで持ち運びしやすいものを選ぶのがおすすめです。気温が20℃を下回ると、上着を着る人が増えるような気がします。そんな日もあれば、真夏に逆戻りしたような天気の日もあり、旅行直前の天気予報を確認してから、着るものの準備をする必要があります。12月になると気温がぐっと下がり、最低気温が10℃を下回る日もあります。こういう日は日本で着るような冬用のコートが必要です。
- 九份:平均最低気温は22.1℃、平均最高気温は27.4℃です。日中は蒸し暑さを避けるために、通気性の良い服装を選びましょう。また、街並みは石畳で坂道が多いので、靴底の滑りにくさや履き心地が良い靴を履くことで、快適に街を散策することができます。スニーカーやローヒールがおすすめです。
- 台中市と高雄市:11月はまだ強い日差しを浴びることができます。基本的に一日中を通して半そでで過ごせますが、施設や公共交通機関などではエアコンの温度を低めに設定しているので、上着があると便利です。特に南部の高雄は高雄には日本のようにはっきりした四季がなく、冬は昼夜の気温差が激しく、日中は真夏のように暑いものの、夜になるとぐっと気温が下がる日もあります。
11月の台湾旅行で便利な持ち物&服装の注意点
11月下旬からの台湾の天気はだんだん冬に近づいていきます。日中は暖かくても朝晩は肌寒く感じる時間帯があります。とくに山間部は気温が低めなので、カーディガンやジャケットなどの上着は必ず用意しましょう。数枚重ね着できるような薄手のアイテムがおすすめ。日中に暑くなったときにも、脱ぎ着しやすくて便利です。
台湾の冬は中国語で「濕冷」と言い、日本の乾燥した寒さとは違い、実際の気温よりもかなり肌寒く感じるので、台湾に着いたら想像していたよりも寒くて驚かれる方も多くいます。
こちらの商品は40代以上の女性のカジュアルファッションを取り扱っています。個性的な商品が多いので、ご覧ください。
40代からの大人女性に向けたお洋服ブランド【tokidoki】
11月は雨の多い時期!レインアイテムは必須
11月の台湾は雨季の終わり。旅行中に急な雨になる可能性もあるので、折りたたみ傘は必ず用意しておきましょう。
またスコールのような激しい雨に備えて、レインコートや折りたたみ傘もあると安心。現地で購入することもできますが、自分のサイズにあったものを持参するのがおすすめです。
写真:Pixabayより
日差しの強い台湾南部!帽子や日傘で紫外線対策を
気温が高めの地域ではまだ日差しも強くなります。とくに南部の高雄など、真夏日のような暑さになる日もあるので注意が必要です。 旅行中は帽子や日傘で直射日光を避けるようにしましょう。日焼け止めクリームを塗るのも忘れずに。特に海沿いのエリアを観光する際は、こまめに塗り直すことが大切です。 台湾の日差しは強いですので、しっかりと紫外線対策をしましょう。また中南部は空気の汚染がひどくなる時期ですので、マスクを持参しましょう。
写真:Pixabayより
いざ、というときは現地購入
台湾には日本でもおなじみのユニクロ、GU、無印良品、などのショップがあります。特にユニクロは台湾全土に70店舗以上あり、デパートの中に店舗があることが多いです。お値段は日本より若干高めのようですが、急な天気や気温の変化で洋服が必要になったら現地で購入することも可能です。
台湾には「NET」というプチプラ洋服ショップがあります。こちらはベビーからキッズ、男性ものもあり、下着やバッグ、アクセサリー、ストール類も買うことができます。とにかく他のお店より安いです。覗いてみるとお目当てのものが見つかるかもしれません。若者から年配の方に幅広く人気です。
また大都市の市内には雑貨店も多く、コンビニはいたるところにありますので、急な雨などに遭遇した際はコンビニで傘を購入することもできます。
まとめ 11月に台湾へ行くときの気温の注意点
1.重ね着がおすすめ
11月の台湾は気温が低くなり、朝晩は10℃前後になることもあります。しかし昼間は20℃前後まで上がることもあるため、重ね着が必要です。室内は暖房がない場合が多いため、長袖のインナーなども用意するとよいでしょう。
2.雨具の準備をする
11月は台湾の雨季の最中であり、雨の日が多くなります。旅行中に雨に降られると不便なので、折りたたみ傘やレインコートなどの雨具を持参することをおすすめします。靴も歩きやすくて、雨にぬれても大丈夫なものを選ぶといいでしょう。
3.日焼け対策が必要
11月の台湾は紫外線が強いため、日焼け対策も必要です。日焼け止めクリームや帽子、サングラスなどを準備して、肌のケアを怠らないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。台湾は南国の暑いイメージで観光に来る方が多いですが、太陽が出ない日は肌寒い日もあります。12月も近くなってくると、わたしは冬はユニクロのヒートテックを準備し始めますが、気温の暑い日に備えて常に半そでのシャツも着れるように衣替えはしません。トータル的には11月の台湾旅行は非常に過ごしやすくおすすめです。ちなみに今年の11月は例年より暖かく、過ごしやすいです。わたしはまだ半そでで過ごしています。今年の11月は台風も多いので、雨具は忘れないように持参してください。