台湾旅行を2泊3日の格安プランで行きたいとお探しの方へ、台北のモデルコースやホテルの選び方など、役立つ情報をお届けします。
また、台湾旅行は何月が安くなるのか、目的別のおすすめスポットや、予算を抑えるコツなども詳しく解説します。現金はどれくらい持っていくべきか、大阪発や羽田発のおすすめルート、ホテルの選び方など、これらの情報をもとに、楽しく快適な台湾旅行を計画してみてください。
台湾旅行2泊3日を格安で楽しむポイント
2泊3日モデルコース 台北
台湾旅行を2泊3日で楽しむためのモデルコースをご紹介します。初めての台湾旅行でも迷わず楽しめるように、台北の観光、ショッピング、グルメのバランスを考慮したプランです。
1日目
空港に到着したら、台北市内に移動します。宿泊先に荷物を預けた後、午後2~3時ごろ迪化街へ。ここでは、あらゆる店舗がひしめき合い、お土産物から台湾伝統の漢方や乾物まで目移りするほどの品揃えを楽しむことができます。迪化街には台湾産のコーヒーが味わえる森高砂珈琲店がありますので、こちらで台湾産のコーヒーを召し上がってみるのもいいし、少し早めのアルコールを召し上がってもいいでしょう。
夕方には、寧夏夜市に移動し、台湾の夜市を堪能しましょう。
2日目
午前中は、世界3大博物館の故宮博物館を訪れ、中華圏の伝統美術品や歴史に触れてみましょう。受付で日本語ガイドのイヤホンを借りると、より深く台湾の歴史を学ぶことができます。昼食は小籠包はいかがでしょうか。午後には、九份まで足を延ばすなどして美しい九份の夜景を楽しんでください。台北に戻ってきたら、本場足つぼマッサージでリフレッシュして、ホテルへ戻りましょう。
3日目
早起きして、台湾で一番人気の台湾式朝食屋、阜杭豆漿でボリュームいっぱいの朝食を食べてみましょう。その後、台北屈指のパワースポット行天宮へ参拝。その後、人気エリアの永康街、榕錦時光生活園を散策。ホテルへ戻り空港へ。
ホテル選び
アクセスの良さが最優先です。例えば台北だと主要観光地に近いエリア、台北駅周辺や中山地区などを選ぶと便利です。これらのエリアは地下鉄やバスの路線が充実しており、観光スポットへのアクセスも便利です。
次に、予算に応じたホテルのクラスを選びます。ラグジュアリーホテルからビジネスホテル、ゲストハウスまで幅広い選択肢がありますが、初めての台湾旅行であれば、中価格帯のホテルがおすすめです。これらのホテルでは、清潔で快適な部屋、そして無料Wi-Fiや朝食サービスが提供されていることが多いし、女性の旅行であれば、安全性を重視していただきたいからです。またこのクラスのホテルでも、片言の日本語は話せるスタッフもいることが多いです。
ホテルのレビューや評価を確認することも重要です。旅行サイトや口コミサイトで他の旅行者の評価をチェックしましょう。特に清潔さやサービスの質に関するコメントを重視して、ホテルを選ぶと良いでしょう。
最後に、予約の際にはキャンセルについても確認しておきましょう。旅行計画に変更が生じた場合に備えて、キャンセル料がかからないプランを選ぶと安心です。
台湾旅行は何月が安くなる?
台湾旅行を計画する際、費用を抑えるために旅行の時期を選ぶことも大切です。一般的に、台湾旅行が安くなるのはオフシーズンの時期です。
オフシーズンの一つは冬の期間で、特に1月から2月は観光客が少なく、ホテルや航空券の料金が下がる傾向にあります。この時期は雨が多いですが、台北の冬の景色や温泉を楽しむことができます。
また、梅雨の時期である6月から7月も比較的安く旅行できます。雨の日が多くなりますが、その分観光客が少なくなり、ホテルや航空券の価格が下がります。この時期には、雨の日でも楽しめる室内観光スポットやカフェ巡りがおすすめです。
一方、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始は旅行費用が高くなる傾向にあります。これらのピークシーズンを避けることで、かなりの節約が可能です。
特に秋(10月から11月)は台湾の観光シーズンであり、過ごしやすく観光しやすいため観光客が増えます。この時期は旅行費用が高くなる傾向にあります。
さらに、航空券を安く手に入れるために、早めに予約をしておきましょう。特にLCC(格安航空会社)を利用すると、大幅に費用を抑えることができ、平日出発のフライトを選ぶと、週末よりも安くなることが多いです。
以上のように、台湾旅行の費用を抑えるためには、オフシーズンを狙い、早めに予約することがポイントです。
目的別のおすすめスポット
歴史や文化に触れたい方
故宮博物館や龍山寺、行天宮がおすすめです。台湾の伝統的な建築様式や美しい庭園を楽しむことができます。
また、台湾の伝統文化に興味がある方は、迪化街を訪れると、伝統的な工芸品やアンティークショップが並び、昔ながらの雰囲気を味わえます。
自然が好きな方
新北投や淡水がおすすめです。台湾の北部にありますが、台北駅から地下鉄で移動できます。新北投は温泉地として有名で、温泉博物館があります。また淡水は夕日が美しいことで有名です。淡水老街にはさまざまな露店がありますので、露店で買ったものを食べたり飲んだりしながら、夕日を眺めるのはいかがでしょうか。
カルチャーに興味がある方
リノベスポットが人気です。華山1914文創園区は日本統治時代の酒造工場を改装したものですが、最近の若者文化の発信地として、ストリートパフォーマンスやライブハウス、アートギャラリーが豊富です。また松山文創園区も日本統治時代のたばこ工場を改装したものですが、現在はモダンでおしゃれな空間に改装され、展示会や芸能活動も盛んです。この両者はただ散策するだけでも楽しい場所です。
台湾グルメを堪能したい方
台湾旅行の楽しみの一つは、何と言っても台湾グルメです。
台北101や中山エリアには、おしゃれなカフェが多く、最先端のオシャレなデザートが楽しめます。ただし、その分お値段は高めです。
また、台北駅周辺は予備校や資格取得のための専門の学校が多数あり、学生向けのリーズナブルでおいしい料理を味わうことができます。値段も低めです。
さらに、各地にある夜市や朝市では、手軽に地元の料理が味わえることはもちろん、季節の果物や台湾の新鮮なフルーツを使ったジュースなどを楽しむこともできます。
写真:Pixabayより
予算を抑えるコツ
台湾旅行を格安で楽しむために、予算を抑えるコツをご紹介します。
まず、旅行の時期選びが大切です。台湾では、春と秋が観光のピークシーズンとなり、ホテルや航空券の価格が高くなるため、オフシーズンの冬や夏の間に旅行を計画すると、費用を大幅に抑えることができます。
次に、航空券の予約のタイミングも重要になります。一般的に、出発の2~3ヶ月前に航空券を予約すると、早期割引が適用されることが多いです。また、平日や深夜便を選ぶことで、さらに安い航空券を見つけることができ、航空券比較サイトを活用して、複数の航空会社の料金を比較し、最もお得なチケットを見つけることがポイントです。
また、宿泊費を抑えるためには、リーズナブルな価格の宿泊施設の利用を検討しましょう。台北や台中、高雄でも価格が抑えめでも快適に滞在できるホテルが多くありますので、予約サイトで口コミや評価を確認し、コスパの良い宿泊先を選ぶと良いでしょう。
さらに、食費を抑えるためには、市場や屋台で食事を楽しむのも一つの方法です。台湾の市場では、新鮮な食材を使った料理が安く提供されています。また、コンビニでお手頃価格のおいしいお弁当やスナックを購入し、ホテルで食べるのもおすすめです。
そして、交通費を抑えるために、台湾の地下鉄やバスなどを利用しましょう。悠遊カードを購入すると、チャージも簡単で公共交通機関の利用がスムーズになり、運賃割引も受けられます。また、徒歩で観光地を巡ることで、交通費を節約しながら、街の雰囲気をじっくりと楽しむことができます。
写真:Pixabayより
現金はどれくらい持っていくべき?
ほとんどの場所でクレジットカードが使えるため、沢山の現金を持ち歩く必要はありません。
ただし、小規模な店舗や市場、屋台などでは現金のみのことがほとんどですから、ある程度の現金を用意しておくことが安心です。100元札を多く準備しておくと便利です。ちなみに台湾の銀行は、月曜日から金曜日の午前9時から午後3時半まで営業しています。どこの銀行を選んでもそんなにレートは変わりませんが、ホテルやデパートのサービスカウンターで両替すると割高です。両替の際は、必ずパスポートを持参しましょう。
一般的に、1日あたりの現金の必要額として、食事や交通費、観光費用を考慮すると1日1,000~2,000元(約5千円~1万円)程度を目安にすると良いでしょう。
飛行機代
台湾行きLCC(格安航空会社)
ピーチ航空、タイガーエアー、スクート航空など
台湾行き大手航空会社
日本航空、全日空、エバー航空、中華航空などの航空会社の一部の便は羽田空港から松山空港へ到着する便もあります。LCC(格安航空会社)は松山空港ではなく桃園国際空港に到着します。複数の航空会社の料金を比較して最もお得なチケットを選びましょう。
出発の2~3ヶ月前に航空券を予約すると早期割引が適用されることが多く、料金が安くなります。また、平日や深夜便の利用も格安航空券を見つけるコツです。
Agoda(アゴダ)やExpedia(エクスペディア)など、多数の旅行会社で格安台湾旅行の航空券とホテルを予約することができます。
台湾旅行2泊3日を格安で行くための総括
・台湾旅行の2泊3日の格安プランを探す場合、航空券と宿泊先の早めの予約が重要
・LCC(格安航空会社)を利用すると航空券が安く抑えられ、さらに旅行費用を節約できる
・台北市内の日系ホテルは宿泊費は安くはないが、快適な滞在が可能である
・市内観光には悠遊カードを利用すると交通費が節約できて移動が便利
・屋台でも安くて美味しい料理を楽しむことができ、食費を抑えられる
・空港から市内への移動は公共交通機関を利用して交通費を節約
・無料観光スポットや公園などを訪れる
・旅行サイトのクーポンやキャンペーンを活用する
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