1. 時差
日本と台湾の時差は1時間です。台湾が1時間遅れています。台湾での正午は、日本の午後1時になります。尚、東京から台北までは約2,000km飛行機で約3~4時間です。
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2. 通貨
台湾の通貨は新台湾ドル (TWD) です。
2024年10月現在、1 TWD はおおよそ 4~5円程度です。10元でしたら、40~50円です。両替は空港や銀行、両替所で可能ですが、クレジットカードの利用も広く普及していますが、VISAカードかMasterカードが主流で、観光地以外はJCBカードは使えないことも。
硬貨・紙幣の種類としては、1・5・10・50元の硬貨と、100・500・1000元の紙幣が使われています。
市場や伝統的なお店などでは、1,000元などのお札を使うと嫌がられることもあるので、100元を多めに両替しておくと、買い物に便利です。
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3. 言語
公用語は中国語(標準中国語/マンダリン)です。南部や北部以外の地域に行くと、台湾語(ミンナン語)を話す年配の方も多くいます。観光地では英語もある程度通じます。日本語が通じる場所もあります。台湾では中国語は「国語」や「台湾華語」と呼ばれています。
歴史の関係で、台湾という土地には、いろんな言語が存在しています。中国語、台湾語、客家語、原住民族語は、今の台湾社会で最も使われている4種類の言語です。公共交通機関の社内放送は、中国語–>台湾語–>客家語–>英語の順で4か国語話されていることが多いです。
4. 電圧・プラグ
台湾の電圧は110V、周波数は60Hzです。日本と同じAタイプのコンセントが使えるので、特別な変換プラグは不要です。ほとんどのスマートフォンやカメラ、ノートパソコンの充電器には変圧機能がついているので、アダプタに「100~240V」と表記のあるものなら台湾でも問題なく使用できます。コンセントのは写真のような3穴タイプのものが多いです。
5. ビザ
日本国籍の旅行者は、観光目的であれば最大90日間の滞在についてビザは不要です。ただし、パスポートの残存期間が入国時に3ヶ月以上残っている必要があります。
6. 気候
台湾は亜熱帯気候で、年間を通じて温暖です。大雨などの荒天に見舞われることも少なくありません。季節にかかわらず傘を必ず持ち歩きましょう。台湾は日本よりも湿度が高く、夏は非常に蒸し暑くなります。最近の夏は日本と同じように異常な暑さで、観光に出かけられないという年配の方もいます。日差しが強いので、日焼け対策が必要です。また夏場の施設や公共交通機関などは、エアコンの温度を低めに設定しているところが多いため、汗をかいた後にそのようなところに入ると、非常に寒く感じるところもあります。簡単に脱ぎ着できる軽めの羽織ものなどあると便利です。秋から冬にかけては比較的穏やかで、雨の日も少なくなります。10月から12月頃が旅行に最適な季節です。台風の季節は7月から10月にかけてで、この時期に訪れる際は天候に注意が必要です。12月から2月にかけて、台北は1年で最も涼しく、晴れの日が増える冬を迎えます。日中は15~18度前後を維持します。それでも寒波が到来すると、10度以下に気温が下がることもありますので、日本より暖かいといっても多少の防寒対策は必要です。
7.安全性
台湾は治安が比較的良く、観光客にとっても安全な場所です。夜でも安心して歩けるエリアが多いです。わたしは台湾在住15年以上ですが、怖い思いをしたことはありません。台湾全土の県、市に警察当局が設置した監視カメラの数は相当数であると聞きます。防犯カメラを設置することで犯罪の抑止につながり、実際に犯罪が発生した場合にも犯人を特定したり、逃走経路を追うことで犯人の検挙につながるというイメージがあるので、一定の効果はあるのかもしれません。それでも、スリや詐欺などの軽犯罪、また台北市内のマッサージ店において、日本人女性がマッサージの施術中に強制わいせつの被害に遭う事案は発生しています。他にも、タクシーを利用した際に性犯罪の被害に遭ったり、盗撮や性的嫌がらせを受けたりなども確認されています。
8.台湾旅行の注意事項
1.バスや地下鉄での飲食禁止
台湾のバス・地下鉄は飲食禁止です。特に地下鉄(MRT)の飲食禁止は厳密に守られています。水を飲む・ガム・飴なども禁止なので気をつけるようにしてください。違反者は1500NTD〜7500NTDの罰金を取られます(日本円で約5500円から約27000円)。また博愛席はお年寄りや妊婦の方、身体が不自由な方が利用する席ですので、座らないようにしましょう。
2.禁煙
公共の場所は全て禁煙です。定められた喫煙場所での喫煙をしてください。またホテル内・レストラン内も禁煙で、歩きタバコも堅く禁じられています。
3.水道水は飲まない
台湾の水道水は直接の引用に適しません。コンビニなどでミネラルウォーターを購入してください。(歯磨きなどに使用する分には問題ありません)台湾にはいたるところに給水スポットがあります。熱湯・常温の水・冷たい水が出るものが多いですが、人が多いところでは冷却が間に合わず常温しか出ないこともあります。
4.交通事情
車・バイクが非常に多いので、道路を渡る際には細心の注意を払ってください。日本のように歩行者優先ではありません。青信号で横断歩道を渡っていても、自動車が道を譲ってくれないことも多いので注意しましょう。また、バイクが多く、自動車の間からすり抜けて来たり、信号無視をしたり、危険な運転も多いです。運転がかなり荒い人も多いということです。普段は穏やかな台湾人ですが、ハンドルを握ると人が変わると言われています。
9.まとめ
台湾を計画する前に知っておきたい情報を、簡単にまとめてみました。
治安もよく、一人旅もしやすい台湾。
この記事が、あなたの台湾旅行のきっかけになれば嬉しいです。一人でも多くの方に、台湾で楽しい思い出を作ってほしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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