台湾には魅力的なエリアが多く、旅行のスタイルに合ったホテル選びが大切です。
本記事では、「どこのホテルがいい?」と悩んでいる方へ、エリアごとの特徴と、あなたの旅行スタイルに合ったホテルの選び方を解説します。
台北駅周辺や中山地区は観光とショッピングが便利で、日本人旅行者に人気の高いエリアです。活気に満ちた街並みや、アクセスの良さが魅力であり、また日本語対応のホテルも多く、安心して宿泊できます。観光スポットへのアクセスも抜群なので、短期間で多くの場所を巡りたい方に最適です。
この辺りには学生や若い世代向けの「おしゃれで安い」ホテルも多数存在します。特に、台北にはリーズナブルでありながらスタイリッシュなデザインのホテルが多く、インスタ映えします。予算を抑えたい方には、便利でコスパの良い宿泊施設がたくさんあります。
観光と宿泊に便利なホテルを探す際は、エリアの特徴を理解することが大切です。
今回は日本人が多く滞在する、中山地区を中心にご紹介します。
写真:Pixabayより
台北で泊まるなら?エリアごとの特徴と選び方
台湾で宿泊施設を選ぶ際、滞在するエリアの特徴を把握することはとても大切です。
特に台北は、エリアごとに異なる魅力を持っており、旅行の目的に応じた選び方が重要です。
たとえば、観光客に人気の信義(台北101周辺)は、ショッピングやグルメが充実しており、外国人向けの施設も多いエリアなので、初めて台湾を訪れる人にとっては、便利で安心感があるでしょう。
一方、西門街エリアは若者に人気の場所で、アートや音楽に興味がある人にはぴったりです。夜になると活気にあふれ、カフェやおしゃれなショップも多く、台湾の最新カルチャーを体験できるエリアです。
今回ご紹介する中山地区はビジネス街として有名で、落ち着いた雰囲気の中、高級ホテルやレストランが揃っています。ビジネスで訪れる人や、ゆったりとした時間を過ごしたい方に最適です。また林森北路などは日系の居酒屋や、日本風のスナックなども多く、日本語で会話ができるお店が多くあります。ビジネスでも観光でも便利な場所です。また街は次々と個性的で魅力的なお店がオープンして、雰囲気がどんどんアップデートされていますので、ショッピングにも便利です。そういった場所柄か、ホテルの台湾人従業員の方は流暢な日本語対応可能な方が多くいます。中山地区は歩いていても、あちこちから日本語が聞こえてくるので、初めての台湾旅行でも不安が少ないでしょう。
日本人におすすめのホテル
日本からの観光客にとって、宿泊先を選ぶ際に重要なのは、言語の対応と立地です。多くの日本人が訪れる中山エリアでは、日本語対応のスタッフがいるホテルが多く、初めて台湾を訪れる人でも安心して滞在することができます。
セキュリティや清潔さを重視する人には、大手ホテルチェーンや評価の高いホテルがおすすめです。台湾には、日本人観光客向けに快適な滞在を提供してくれるホテルがたくさんあります。日本語対応が可能なスタッフがいたり、日本のテレビが見られたり、まるで日本のホテルのようなサービスを受けられるところもたくさんあります。安全性の高さはもちろん、清潔感やアメニティの充実度も、日本人旅行者にとっては大事なポイントとなり、荷物を減らして身軽に旅行を楽しむためにも、アメニティが整っているホテルを選ぶとよいでしょう。
日本語対応、安全性、便利な立地という要素を考慮すれば、台湾での旅行がより快適で安心できるものになります。
台北中心地、中山地区で日本人におすすめのホテル5選
地下鉄「中山」駅は地下鉄MRTのレッドライン、グリーンラインが利用できます。電車内の日本語放送は訓読みの「なかやま」。今回ご紹介するホテルは駅の北側にあります。「中山」駅は駅を出ると新光三越があります。新光三越は台湾の日系デパート。サービ住カウンターには日本語で対応できる方がいますし、パスポートをみせれば両替もできます。土日に小銭がなくて困った方には便利です。
中山エリアのホテルは、特にアクセスの良さが際立っており、地下鉄の中山駅から徒歩圏内のホテルに滞在すれば、主要な観光地へもスムーズに移動でき、観光の効率もアップします。またデパートやおしゃれなカフェやショップも充実しており、台北駅にも、迪化街、寧夏夜市にも歩いて行くことができます。中山で日本人におすすめのホテルとしては、以下のホテルが挙げられます。以下のホテルは日本人の口コミの評価も高く、おススメです。
老爺大飯店(ロイヤルニッコーホテル)
特徴:「老爺大飯店」は、日本人旅行者に非常に人気があり、日本語対応可能なスタッフが常駐しています。建物は古いですが、中山北路に面していて、便利です。
写真:台北老爺大飯店ホームページより
オークラプレステージ台北
特徴:客室は広々としており、洗い場付きのバスルームがあるため、日本人にとって快適な空間になります。日本語対応可能なスタッフが多数。サウナ、ジム、浴室、プールがあり、優雅なホテルライフを過ごすことができます。心身ともにリラックスして滞在できる仕掛けが随所にあります。こちらのベーカリー「The Nine」のパイナップルケーキが有名です。
写真:オークラプレステージ台北ホームページより
JR東日本プレミア
特徴:中山地区からは少しだけ離れますが、地下鉄「南京復興」からすぐ。JR東日本グループのホテル。日系ならではのきめ細かいサービスと充実した施設で、快適に過ごせます。ホテル内のレストランが充実していて好評です。
写真:JR東日本プレミアホテルホームページより
リージェントホテル
特徴:台北屈指の高級ホテル。特に朝食は好評。地下には世界最高級のハイファッションブティックを数多く擁し、ラグジュリーブランドショッピングを提供する最大規模のショッピングセンターがあります。館内のレストランも全て一流レストラン。建物自体は古いですが、改装してリニューアルしています。自分へのご褒美ステイにぜひ。
写真:楽天トラベルさんより
出張や一人旅の人におすすめのホテル
時間に追われた出張の人や気楽な一人旅の人は、リーズナブルでありながら暖かなサービスのあるホテルを選びたいものです。「柯達飯店 コダックホテル」や「城市商旅 City-Sweets」などは、チェーンホテルで、快適に過ごせます。こちらのホテルも日本語対応できるスタッフもいます。
写真:台北NAVIさんより
最近話題の「ハイテク」ホテル
チックインは台湾全土に約30軒展開しています。チェックイン、チェックアウトはもちろんのこと、ルームサービスまでロボットがサービスを提供してくれます。ウーバーイーツで頼んだものや、フロントに電話して頼んだものもお部屋まで運んでくれます。サービスは24時間。宿泊客の人気者になりそう。今後、このようなホテルが増えていくのかもしれませんね。
写真:チェックイン台北松江より
台湾の1泊の宿泊の相場はどれぐらい?
季節によっても料金は変動します。例えば、春や秋の過ごしやすい季節、年末年始などは需要が高まるため、通常よりも20~30%程度料金が上がることがあります。一方でオフシーズン期間は観光客が減り、ホテル料金が下がる傾向になります。
格安ホテルとゲストハウス
最も経済的な選択肢として、ゲストハウスがあります。これらの施設では、1泊あたり2,000円~5,000円程度で宿泊可能です。共用の寝室やバスルームを利用することが多いですが、旅行者同士の交流を楽しめる点が魅力です。また、多くのゲストハウスでは無料Wi-Fiや共有キッチン、ランドリールームなどの設備が整っており、長期滞在にも適しています。
中級ホテル
一般的なホテルビジネスやスタンダードクラスのホテルでは、1泊あたり5,000円~15,000円程度が相場です。この価格帯では、清潔で快適な個室と専用バスルームが利用できます。
中級から高級ホテル
中級クラスのホテルになると、1泊あたり15,000円~30,000円程度が一般的です。この価格帯では、より広い客室や充実したアメニティ、ホテル内のレストランやフィットネス施設、プールなどのサービスを利用できることが多いです。また、高級ホテルやラグジュアリーホテルの場合、1泊あたり30,000円以上となり、五つ星ホテルでは50,000円以上になります。
まとめ
中山地区はむかしから現地の日本人に愛されてきた場所です。日系のホテルだけでなく、日本の居酒屋、料理店、スナック、カフェなどがあり、日本語だけで活動可能な場所です。日本語対応可能なホテルもたくさんありますので、初めての台湾や初めての一人旅の方は、日本語対応可能なホテルを選ぶことで、緊急時の対応など、安心感を重視したサポートも受けられます。また観光に困ったときや、レストランの予約などの際に、ホテルの日本語対応のコンシェルジュなどに相談することもできます。
台湾での宿泊費は多様性に富んでおり、自分の予算やニーズに合わせて選択することが可能です。旅行計画を立てる際には、自分に合った宿泊先を見つけることで、より充実した台湾旅行を楽しむことができるでしょう。最近、どんどん新しいホテルが建設されている台湾。旅行の前に自分で情報を集めて、自分に合ったステキなホテルを選んでください。
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