台湾旅行を計画中の方の中には、「台湾旅行を避ける時期は?」と検索している方もいると思います。台湾には避けた方が良い時期があり、旧正月や端午節、中秋節などがその代表です。これらの祝日は家族が集まるため、交通機関や観光地が非常に混雑することがあります。
また、真夏の6~8月は非常に暑く、夏のレジャーで観光客が集中して宿泊料金も高騰する一方で、10月や11月は秋の美しい風景が楽しめるおすすめの時期です。12月はクリスマスの雰囲気で賑わっていますが、観光地は混雑し、費用もかさむ可能性があります。このように、いつ行けば楽しめるのか、旅行の時期を見極めることも大切です。
何月に訪れるのがベストか、また安く旅行できる時期を考慮することで、充実した台湾旅行が実現できると思いますので、この記事が、あなたの素敵な旅行プランの参考になれば幸いです。
記事のポイント
- 2025年、台湾旅行を避けるべき時期について理解できる
- 台湾の季節やイベントに関する情報が得られる
- おすすめの旅行時期やシーズンについて提案が得られる
2025年に台湾旅行を避ける時期はいつ?
2025年に台湾旅行を計画している方に向けて、避けるべき時期についてお伝えします。特に旧正月、和平記念日、清明節、端午節、中秋節、国慶節は、地元の人々が家族と過ごすため、多くの人が移動し混雑が激しくなります。
その他にも、行かない方がいい月や、12月の混雑や費用についてもご紹介します。
避けるべき時期は旧正月、和平記念日、端午節、中秋節、国慶節
2025年に台湾旅行を計画する際、避けるべき時期として挙げられるのは「旧正月」と「和平記念日」「端午節」「中秋節」「国慶節」です。これらは台湾の伝統行事であり、多くの台湾人が家族と過ごすために大移動します。このため、旅行者にとっては、交通機関や宿泊施設の確保が困難になる場合があります。これらの休暇を利用して、海外旅行に行く台湾人も多いですので空港も大混雑、また台湾高速鉄道(新幹線)や台湾鉄道、高速バスののチケットの購入さえ、できないこともあります。
具体的に、2025年の旧正月は1月29日(水)です。1月28日は日本の大晦日にあたり、夕方にはほとんどのお店で、営業が終わってしまいます。にぎやかな台湾が1年でいちばん静かになる時間です。この時期は台湾国内の観光地やショッピングエリアも休業することが多いため、旅行の楽しみが半減してしまうこともあります。もし旅行のスケジュールが調整できるなら、これらの時期は避けておくのが良いでしょう。
資料:台湾行政院より
行かない方がいい月はいつ?
台湾旅行で避けるべき月としては、真夏の6~8月が挙げられます。この時期は気温が35度を超えることが多く、体力が消耗しやすい環境です。旅行者の中には熱中症になる人もいます。また、夏休み期間と重なるため、国内外からの観光客が一斉に増え、ホテルや航空券の価格が高騰します。さらに、梅雨の影響で、6月から7月にかけては雨が多くなり、観光のスケジュールが乱れがちです。また台風の季節ですので、急なフライトキャンセルも発生する可能性があります。このように、天候や混雑、費用の面から考えても、6~8月は避けるべき月として考えられます。ただし、マンゴーやライチなど、この時期ならではの果物がおいしい季節です。新鮮なフルーツをおなかいっぱい召し上がりたい方には、この時期がおすすめです。
画像:Pixabey
12月の旅行の混雑と費用
12月の台湾旅行は、クリスマスや年末年始のイベントで街全体が華やかになる一方で、混雑や費用面で注意が必要です。特に台北市の中心地や人気のショッピングエリア(中山や東区、西門街、信義区など)は、観光客や地元の買い物客で非常に賑わいます。宿泊施設の料金も高騰し、航空券も早めに予約しないと高額になる可能性が高くなります。また、12月31日は台北101でカウントダウンの花火がありますので、毎年大晦日のお昼過ぎから道路や地下鉄は大混雑します。そして、冬の台湾北部は想像以上に気温が下がる日もありますので、防寒対策も必要です。
3月はおすすめ?避けるべき?
3月の台湾旅行は、冬から春への移り変わりの時期で、混雑も少なく、旅行に適していると言えます。この時期は観光地も比較的空いており、宿泊費や航空券も他の季節に比べて安くなる傾向があります。
ただし、注意すべき点は「PM2.5」です。台湾中南部では3月から5月にかけてPM2.5の影響で空気汚染がひどく、また黄砂の飛来が多くなる季節であり、外出時にはマスクが必要な場合があります。台湾中南部の小学校や中学校では、空気の汚染がひどいために、外での体育の授業が室内で行われることも度々あります。これらを考慮しておけば快適な旅行が可能ですが、中南部に行く予定のある方は、事前準備はしっかり行っておきましょう。
台湾旅行を避ける時期とおすすめシーズンのまとめ
台湾旅行を計画している方へ、このセクションでは、旅行を避けるべき時期やおすすめシーズンについてまとめてみました。
また、旅行に最適な月や、さらに費用を抑える方法についてもご提案します。これらの情報を参考に、快適で楽しい台湾旅行を実現してくださいね。
台湾に行くなら何月がベスト?
台湾旅行のベストシーズンは、春(3月から4月)と秋(10月から11月)です。日本の四季と同じく、この時期は気温が穏やかで、観光や屋外のアクティビティを快適に楽しむことができます。また、秋には紅葉が見頃となり、都市部から郊外まで自然の景色が彩り豊かに変化します。
一方、夏は高温で不快指数が高く、冬は寒さが厳しいため、初心者の旅行者にとってはやや過酷な時期かもしれませんので、季節ごとのイベントも考慮しながら、自分に合った時期を選ぶことをオススメします。また6~9月は台風の季節ですので、突然の台風の発生などで、フライトやスケジュールに影響が出るかもしれません。
画像:Pixabey
台湾に行くなら何月が安くてお得?
台湾旅行を安く楽しむための時期は、オフシーズンにあたる1月から3月です。この期間は冬季で観光客が少なく、航空券や宿泊費が大幅に安くなる傾向があります。特に2月は旧正月が終わった後の時期であり、さらに価格が下がる場合もあります。
ただし、冬は雨が多く、また日によっては防寒対策が必要です。それでも、コストを抑えたい方にとっては、この時期は非常にお得な選択肢といえます。
台湾旅行を避ける時期の総括
✔2026年の台湾旅行を避ける時期
2026年は旧正月と和平記念日、清明節、端午節、中秋節の時期は避けた方が良い。
旧正月は1月29日から2月2日まで(ただし、1月25日は土曜日のため、公共交通機関はこの日から 混みあうことが予想されます。)
2026年和平記念日は2月28日金曜日。2月28日から3月2日に台湾内を移動予定の方は注意が必要です。)
✔台湾旅行を避ける時期とおすすめの時期
台湾旅行のベストシーズンは春と秋
冬の1月から3月は旅行費用が安く抑えられる
2~3月の台湾中南部は黄砂が多く、また空気汚染もひどいのでマスクなどの対策が必要
梅雨の6月から7月は雨が多く観光が難しい場合がある
7月と8月は暑さと混雑のため避けたほうが無難
10月は中秋節の連休以外は旅行に適した季節
12月後半はクリスマスと年末年始で混雑しやすい
冬は年末年始以外は観光しやすいが、雨が多い
2025年台湾の休暇一覧
旧正月(1/28~2/2)
和平記念日(2/28~3/2)
清明節(4/3~4/6)
端午節 (5/30~6/1)
中秋節(10/4~10/6)
国慶節 (10/10~10/12)
上記が2025年台湾の休暇一覧です。上記の時期は台湾内を移動する人の数だけでなく、海外に出国する人も多くいますので、空港などでの出入国手続きにも時間がかかります。タクシーも捕まらないことが多々ありますのでご注意ください。
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